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キッチンの動線が悪いと感じる本当の原因― 疲れる・使いにくいのは、性格ではなく設計の話です

投稿日:2026.2.11

更新日:2026.2.11

キッチンを使っていて、
こんなふうに感じたことはありませんか。

  • 料理中、同じ場所を何度も往復している
  • 作業が終わる頃には、なぜか疲れている
  • 一人なら何とかなるけれど、二人だとぶつかる

このページでは、
「動線が悪い=使い方が悪い」ではなく、
なぜそう感じやすくなるのかという“仕組み”を整理します。

日々の暮らしの中で、
どうして起きやすいのかを、順に整理していきます。

動線の悪さは、完成直後ではなく“使い始めてから”気づきます

「なんとなく疲れる」は、よくあるサインです

キッチンの動線が悪いと感じる多くのケースは、
工事直後ではなく、日々の生活の中で気づきます。

  • 作業がスムーズにつながらない
  • 立ち位置を何度も変える
  • 無意識に遠回りしている

こうした違和感が積み重なり、
「使いにくい」「疲れる」という感覚につながります。

なぜキッチンの動線は悪くなりやすいのか

キッチンの動線が悪いと感じる原因の多くは、
移動距離そのものではなく、
作業の流れと配置が合っていないことにあります。
動線は短くするより、
「迷わず自然に次の動作へ移れるか」を基準に考えることで、
使いにくさは大きく改善します。

「配置」よりも「使い方」を想定していないケース

動線が悪くなる背景には、
次のような共通点があります。

  • 冷蔵庫・シンク・コンロの関係性だけで決めた
  • 収納や家電の位置を後回しにした
  • 実際の調理の流れを想定していなかった

見た目や寸法が整っていても、
使い方と合っていないと、動線は悪く感じやすくなります。

よくある「動線が悪くなる」パターン

行動が分断されると、往復が増えます

表①|動線が悪くなる原因整理表

困りごと実際に起きていること背景にある原因
行ったり来たりが多い冷蔵庫・作業台・収納が離れている使う順番を想定していない
ぶつかりやすい二人で立つと動けない通路幅・立ち位置の想定不足
作業が途切れる必要な物が別の場所にある収納と作業の分離
疲れやすい無意識に移動が増えている動線が「遠回り」になっている
※「距離」ではなく「流れ」がポイントです

背景にある原因は、収納の配置とも関係します。

動線を良くするために大切な考え方

短くするより、「流れを止めない」

動線改善というと、
「できるだけ短く」と考えがちですが、
実際に大切なのは次の視点です。

  • 迷わず次の動作に移れるか
  • 取り出す → 使う → 片付けるが自然につながるか
  • 立ち位置を何度も変えなくて済むか

動線は、数字ではなく感覚で判断する部分が大きいため、
図面だけでは分かりにくいポイントでもあります。

動線の話は、収納や工事内容ともつながっています

動線は「単独」では決まりません

動線と収納を同時に見直した施工事例はこちら
▶【橿原市】収納と動線を整えたキッチンリフォーム事例

動線の悩みは、

  • 収納の位置
  • 家電の置き場
  • 工事範囲(床・壁・配管)

とも密接につながっています。

▶収納が足りない原因を整理したページはこちら
「収納が足りないキッチンの本当の原因」

▶工期と「どこまでやるか」の考え方はこちら
「キッチンリフォームの工期と判断の考え方」

場面で比べる|動線が分断されているキッチンと、整っているキッチン

ここでは、実際によくある2つの使い方の違いを、
「場面」で比べてみます。

■ 動線が分断されているキッチンの例
・冷蔵庫で食材を出す
・作業台まで移動する
・必要な道具を取りに、背面収納へ戻る
・加熱のために、またコンロ側へ移動する

このように、
作業のたびに立ち位置が切り替わると、
無意識の往復が増え、疲れやすくなります。

■ 動線が整っているキッチンの例
・冷蔵庫 → 作業台 → コンロが一方向につながっている
・使う道具や調味料が、動作の途中に配置されている
・「取り出す → 使う → 戻す」が同じ流れで完結する

移動距離が短いというより、
流れが止まらない配置になっているのが特徴です。

動線で後悔しなかった人の共通点

最初に「使い方」を話していた

動線で満足されている方に共通するのは、

  • どんな順番で料理しているかを話していた
  • 誰が、どのくらい使うかを共有していた
  • 図面だけで決めなかった

という点です。

動線は、
暮らしの話をしないと整いません。

まずは「使い方」を整理するところから

キッチンの動線は、単体で考えると答えが出にくい部分です。

収納・工期・将来の使い方を含めて整理すると、
「何を優先すべきか」が見えやすくなります。

▶キッチンリフォーム全体の判断基準は、こちらでまとめています
「後悔しないためのキッチンリフォームの判断基準」

工事を決める前の相談で大丈夫です

  • 動線が悪い気がする
  • 何が原因か分からない
  • 今すぐ工事するかは決めていない

その状態で、ちょうどいいタイミングです。

キッチンの動線について、整理する相談をしませんか

工事を前提にした相談ではありません。
今の使い方をもとに、
「何が原因か」「どう考えればいいか」を一緒に整理します。

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