【御所市】汲み取り式トイレから水洗トイレへ!「寒い・臭い・足腰が痛い!」お悩みを全て解消しました!
投稿日:2025.11.6
更新日:2025.11.27
汲み取り式の和式トイレに、被せる便座を設置して使っておられたU様。
夏はニオイがきつく、冬場はとにかく寒いトイレでした。
今回は、そんなお悩みをすべて解消するトイレリフォーム事例です。
| 項目 | 詳細 |
| 工事カテゴリ | トイレリフォーム |
| メーカー名/品名 | LIXIL / アメージュ便器 LIXIL / シャワートイレ New PASSO |
| 特徴 | アメージュ便器:フチレス形状とアクアセラミックでシンプルな清掃性。超節水で家計に優しく使いやすい定番トイレ シャワートイレ:気流を発生させて鉢内を脱臭。除菌もできるハイスペックモデル |
| 市区町村 | 奈良県御所市 |
| 費用 | 250万円(税抜) |
| 工事期間 | 約1ヶ月間 |
| お客様 | U様 |
| 工事番号 | 2010653 |
お悩み「寒いし、臭いし、足腰も痛い!」
その①トイレの寒さは、サンダル無しでは耐えられない
U様邸のトイレは、タイル張りで床下は土でした。床下がコンクリートで密閉されていないと、冬の冷たい外気や地面の冷たさが、そのままタイルに伝わってきます。断熱材もほとんど入っておらず、冷気を遮断するものが無い状態でした。
その②ニオイが不快でつらい
U様邸のトイレは、「汲み取り式」という構造のトイレ。水道や下水道につながっておらず、排泄物は便器の下にある「便槽(べんそう)」と呼ばれるタンクに直接落としてためます。「ぼっとん便所」「ぼっとんトイレ」と呼ばれることもあります。
臭突管でニオイを排出しているとはいえ、便槽に直接つながっているため、どうしても強いニオイが発生します。「とくに夏場になると、ニオイがこもってかなり不快だ」と話しておられました。

その③足腰の負担を減らしたい
元々、和式トイレを使用していた所、年齢に伴って深くしゃがみこむことが辛くなってきて、和式トイレに被せる便座(簡易洋式便座)を設置されたとのこと。ですが、和式トイレが設置されている高さが低く(床から20㎝程度)、座るときの足腰の負担は大きいです。当時は手すりも無く、壁を支えに立ち座りをされていました。

ご提案「汲み取り式トイレ→水洗トイレへ」
①「寒さ対策」:解体後に防湿コンクリートを打って、床下からの湿気や冷気が上がってこないように。
②「ニオイ対策」:小型合弁浄化槽を設置して、水洗トイレに変更。

③「足腰の負担対策」:和式→洋式便器にすることで、物理的な高さを解消
今回の便器のご提案は、ご予算と性能のバランスを見て、LIXIL / アメージュ便器 、便座にはLIXIL / シャワートイレ New PASSO をおすすめ。
温水洗浄便座(シャワートイレ)の温水供給方式は主に「貯湯式(例えるなら、電気ポット)」と「瞬間式(例えるなら、瞬間湯沸かし器))」の2つがあります。今回おすすめした便座は、「瞬間式」。貯湯式に比べて、常時保温が必要ないので、省エネ性能が高い。U様ご予算やこれからの生活を考えて、ランニングコストが安くなることを重視しました。
工事の流れ「基礎からしっかり補強しました!」
①小型合弁浄化槽設置
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②配管やり替え準備
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③トイレ内部解体
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④配管作業
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⑤土間コンクリート打ち

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⑥トイレ内部木部工事
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⑦内装クロス工事
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⑧便器・器具取付
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⑨外部排水の切り替え
【工期】約1か月間
工事期間の間はトイレが使用できないので、仮設トイレを設置しました。
今回は工事期間も1ヵ月と長く、不安を少しでも解消できるように、U様ご夫婦がご在宅の時間を想定して伺い、現場の進捗やこれからの作業内容などを、都度ご報告させてもらいました。
Before / After 比較
Before(施工前):「寒い・臭い・足腰が痛い」、トイレは我慢ばかりの空間でした

After(施工後):サンダル無しでも足元が寒くない!流すたびにニオイも解消。便座も温かく、立ち座りも楽ちんな快適トイレになりました。

実際に使ってみて・・・
「キレイで快適になった!掃除もしやすくなった!夏の暑さやニオイ・冬の寒さも改善された!」「よおなったわ~、しげみっちゃんありがとう~!」(奈良県御所市U様より)
ちなみに「しげみっちゃん」は、私、水落成典(しげみつ)のことです(笑)
とくに奥様が喜んでくださっていたそうで、今回のクロスのデザインや色の選定時も、少しアドバイスもさせていただきながら、奥様が好きな色を決めておられました。清潔感はもちろん。床と奥の壁をグリーンにされたことで、トイレの空間がスッキリと見えますね。お気に入りのトイレ空間が実現して、良かったです!
担当者より「我慢や不安を大匠工務店が解消したい」
今回ご依頼いただいたことで、昔ながらの「汲み取り式トイレ」を使用されている方の生活のお困りごと、不便さがよく理解できました。まだまだ奈良県の御所市の地域でも、昔からあるくみ取り式トイレの使用や、家の外にトイレがあるなど、の生活環境が多いのではないかと思います。また、年齢を重ねるにつれて、苦労や我慢をされている方が多いのではないか、とも思いました。
目に見えている不便だけではなく、しっかりとお客様の話をお聞きすることで、ほんとうの悩みや困りごとを見つけること。そうして提案・解決しながら、お客様の生活や暮らしをサポートしていきたいと思いました。
よくある質問(FAQ)|トイレリフォームの疑問にお答えします!
Q.トイレは何年で交換する?
A.一般的には約10~15年が交換目安だと言われます。便器のひび割れ、タンクの故障、パッキンの劣化など、トイレの故障部分によって年数が異なります。「水が流れない」「水が止まらない」などの異変があれば一度見に伺い、修理がおすすめか、交換がおすすめか、をお伝えさせていただいております。
終わりに
毎日使うトイレだからこそ、小さい我慢が積み重なると、気持ちも身体にも大きな負担になります。特に水廻りスペースが便利になると、お掃除の手間が減ったりと、かなり暮らしやすくなります。
少しでも気になっていること、心配なことがありましたら、いつでも頼っていただければと思います。