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高齢の家族が安心して使えるお風呂にするための考え方

投稿日:2025.12.23

更新日:2025.12.24

高齢の家族が安心して使えるお風呂の考え方

はじめに|「年齢の問題」ではなく「事故の起きやすい場所」

「まだ元気やから大丈夫」
そう思っていても、実は 家庭内事故で一番多いのは浴室 です。

  • 床が濡れて滑りやすい
  • 寒暖差が大きい
  • 立ち座り・またぎ動作が多い

高齢になるほど、
転倒・ヒートショックのリスクは静かに高まります

このページでは、
「介護が必要になる前」に考えておきたい
高齢の家族が安心して使えるお風呂の考え方を整理します。

高齢者のお風呂で起きやすい3つのリスク

① 転倒・滑り事故

浴室内の転倒は、
骨折 → 介護が必要になる きっかけになりやすい事故です。

原因は、

  • タイル床の滑り
  • 浴槽のまたぎ高さ
  • つかまる場所がな

② ヒートショック(急激な温度差)

冬場の奈良・中南和地域は、
朝晩の冷え込みが強く、脱衣所と浴室の温度差が出やすいのが特徴です。

  • 脱衣所:5〜10℃
  • 浴室 :10℃前後
  • 湯船 :40℃以上

この急変が、
血圧変動 → 失神・事故につながります。

③ 出入り・立ち座りの負担

高齢になると、

  • 片足立ち
  • 深くしゃがむ
  • 浴槽をまたぐ

といった動作が 一気に負担になります。

安心なお風呂づくりで大切な5つの視点

① 浴槽の「またぎ高さ」と形状

高齢者向けでは、

  • またぎ高さ:40cm以下
  • 内側に腰掛けられる形状

が安心です。

浴槽のまたぎ比較

浴槽タイプまたぎ高さ特徴
従来型約50cm負担が大きい
低床浴槽約35〜40cm安全性向上
ベンチ付約35cm立ち座りが楽
※ エコベンチ浴槽は、座れる安心感がある反面、
足を伸ばしたい方には狭く感じる場合もあります。

③ 床・断熱・浴室暖房

  • 滑りにくい床材
  • 断熱浴槽
  • 浴室暖房乾燥機

これらは 贅沢ではなく事故防止策です。

④ 扉は「引き戸」が基本

開き戸は、

  • 倒れた時に開かない
  • 介助しづらい

というリスクがあります。

浴室ドアの違い

ドア種類高齢者向き
開き戸
折れ戸
引き戸

⑤ 脱衣所・洗面所まで含めて考える

浴室だけ良くしても、
脱衣所が寒く、狭ければ意味がありません。

  • 脱衣所暖房
  • 動線の短縮
  • 洗面所との一体改修

メーカー選び|TOTO・LIXIL・タカラスタンダード、どれが合う?

よくある質問への考え方

「お風呂はTOTOLIXILタカラスタンダード、どれがいいですか?」

この質問はとても多いですが、
結論から言うと 「どれが一番」ではなく、「誰に合うか」 で決まります。

特に高齢のご家族が使うお風呂では、

  • 安全性
  • 掃除のしやすさ
  • 将来の使いやすさ

といった 生活目線 が何より大切です。

高齢者目線でのメーカー別の特徴

メーカー比較(高齢者視点)

視点TOTOLIXILタカラスタンダード
やわらかく冷たさを感じにくい掃除しやすい硬めだが耐久性が高い
浴槽人体工学に基づいた形状デザイン・形状が多彩安定感のある形状
断熱安定して高い安定して高いホーローで保温性が高い
手すり対応種類が豊富種類が豊富マグネットで自由度が高い
掃除性◎(ホーロー)
向いている方足腰への負担を減らしたいデザインも重視したい丈夫さ・長く安心して使いたい

タカラスタンダードを検討されている方へ

タカラスタンダードのお風呂は、

  • ホーローパネルで 汚れが落としやすい
  • マグネット対応で 手すり位置を後から調整できる
  • 長年使っても 劣化しにくい

といった特徴があります。

実際にショールームでご覧になり、
「これなら安心そう」と感じられた方も多いのではないでしょうか。

大切なのは、
カタログの比較ではなく、実際の暮らしに合うかどうか

そのため大匠工務店では、
メーカーを限定せず、
ご家族の状況・将来の変化を伺いながら一緒に考えています。

「メーカー選び」で失敗しないために

よくある失敗は、

  • 機能が多すぎて使いこなせない
  • 掃除や動作がかえって大変になった
  • 工事後に「聞いていなかった」と感じる

といったケースです。

こうした失敗については、こちらで整理しています。

費用と補助金の考え方

高齢者向けお風呂リフォームの相場

目安として、

  • 浴室のみ:200〜300万円前後
  • 洗面所含む:250〜350万円前後

内容によって大きく変わります。

介護保険・補助金が使えるケース

  • 手すり設置
  • 段差解消
  • 引き戸化

などは、
介護保険住宅改修(上限20万円) の対象になることがあります。

※ 多くは 工事前申請が必須 です。

「失敗しないため」に知っておいてほしいこと

よくある後悔

✔親の体格に合わなかった
✔先の変化を考えていなかった
✔工事後、相談しづらくなった

失敗例はこちらで整理しています

判断に迷ったら、一度立ち止まって整理を

正解は「一番高い設備」ではありません

大切なのは、

  • 今の身体状況
  • 5年後・10年後
  • 介助する側の負担

を一緒に考えてくれる相手がいるかどうかです。

「全体像を整理したい」と感じた方は

お風呂まわりも、安全に使いやすくすることが大切です。
お気軽にお声掛けください。

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