【御所市】古民家の段差解消リフォーム|高齢の母の負担を減らす住まいづくり
投稿日:2026.2.3
更新日:2026.2.3
築70年の古民家で暮らすY様。
昔ながらの通り土間の大きな段差に不安を感じておられました。
ご高齢のお母さまの負担を減らしたい。
そして、ご主人ご自身も「この先の暮らし」を考えたとき、
今の住まいをどう整えるかを一緒に考えた古民家リフォーム事例です。
| 項目 | 詳細 |
| 工事カテゴリ | 古民家リフォーム |
| メーカー名/品名 | Panasonic / マイスターズウッドフロア トリプルコート |
| 特徴 | 塗装表面が美しく、キズに強く、長く使える床材 |
| 市区町村 | 奈良県御所市 |
| 費用 | 約300万円(税抜) |
| 工事期間 | 約2か月間 |
| お客様 | Y様 |
| 工事番号 | 2010687 |
お悩み「大きな段差がつらい」

その①転倒のキケン
通り土間の段差が大きく、お母さまの上り下りが大変。
転倒の心配がありました。
その②今の雰囲気を壊したくない
リフォームで、これまで大切にしてきた
古民家の雰囲気が壊れてしまわないか不安。
ご提案&施工「Y様の不安を解消するために」
その①段差をすべてなくすのではなく、バランスを取る
玄関と裏の出入り口の土間はあえて残し、
毎日の動線で使いやすい高さに調整するご提案をしました。
その②玄関まわりは「足す」より「引く」整理
下足入れは玄関側ではなく、裏の出入り口側へ配置。
玄関をシンプルにし、行き来しやすい空間にしました。


その③古民家の雰囲気を守る工夫
間仕切りの建具は、新しくするのではなく修理と再塗装。
元の梁や柱となじむよう、見た目の統一感を大切にしました。
その④過去のリフォームとのつながりを考慮
以前に浴室の位置を変えるリフォームをされていたため、
その床の高さや、既存の階段を活かしながら、
無理のない段差解消をご提案しました。
「全部変える」のではなく、
今あるものを活かしながら、暮らしに寄り添うことを大切にしました。
工事の流れ
1.解体
2.木工事
3.電気工事
4.建具工事
5.クロス工事
【工期】約2か月間
Before / After 比較
Before(施工前):通り土間の大きな段差が、日常の行き来を妨げていました

After(施工後):元の梁や柱の雰囲気を残しながら、無理なく移動できる空間に

Before(施工前)

After(施工後)


実際に使ってみて・・・
「座敷からの行き来が楽になりました。
元の建物の良さが残せてよかったです。
玄関まわりもすっきりして、
通り土間が使いやすくなりました。
梁や柱ともなじんで、良い感じに仕上がっています」
(奈良県御所市 Y様より)
担当者より「建物にあった段差解消方法を」
古民家の段差解消は、
「床を上げればいい」という単純な話ではありません。
当時の建物は、
基礎がなく、釘も使わず、
建物全体の重さと骨組みでバランスを取っています。
無理に梁や鴨居を外すと、
工事費が大きくなり、建物への負担も増えます。
だからこそ、
予算と安全性、暮らしやすさのバランスを
丁寧に考えることを大切にしました。
こうして喜んでいただけて、私たちも嬉しいです。
終わりに
年齢を重ねるにつれて、
「今まで当たり前だった動き」が、
少しずつ負担になることがあります。
古い家だから仕方ない。
そう我慢せず、
今の暮らしに合う形へ整えることも大切です。
ご家族みんなが、
無理なく安心して暮らせる住まいへ。
不安があれば、いつでもご相談ください。
人と住まい(建物)が、
やさしく共に生きられる環境づくりを、
これからも大切にしていきます。