【橿原市・築35年戸建て】「収納が少ない」悩みを解決!動線も改善したクリナップSTEDIAのキッチンリフォーム成功事例と費用300万円
投稿日:2025.10.7
更新日:2025.11.27
| 項目 | 詳細 |
| 工事カテゴリ | キッチンリフォーム |
| メーカー名 / 品名 | クリナップ / STEDIA(ステディア│システムキッチン│クリナップ) |
| 特徴 | ステンレスキャビネット、蒸気排出機能付き収納庫 |
| 市区町村 | 橿原市白橿町(築35年の戸建て) |
| 費用 | 300万円(税抜) |
| 工事期間 | 1週間 |
| お客様 | Y様 |
| 工事番号 | 2010282 |
ご相談
築35年のキッチンが抱える「収納不足」という深刻な背景
橿原市白橿町にお住まいのY様より、「キッチンリフォームを検討したい」とのご相談をいただきました。築35年の戸建てで、長年使われてきたキッチンは老朽化に加え、現在のライフスタイルには収納スペースが全く足りず、調理器具や食品が溢れてしまっている状態でした。

物が多くて片付かない!動線の悪さが生む2つの問題点
Y様の最も大きなお悩みは、次の2点に集約されました。
①収納不足の深刻化
吊戸棚や引き出しが浅く、収納力が低い。シンク周りも常に物が出てしまい、家事のストレスになっている。奥の勝手口も使えない。
②調理中の動線が悪い
キッチン内で何度もあちこち移動する必要があり、家族で調理するとぶつかってしまう。
工期と仕事のスケジュールが「不安」だった
リフォームに際し、特に不安に思われていたのは、「工期がどれくらいかかるのか知りたい」「仕事のスケジュールを考慮して工事を依頼できるか」という点でした。
「スッキリと使いやすい空間」を実現したいという決意
「このままでは料理をするのがストレスになってしまう」と感じたY様。「収納場所を決めて整理収納を続けられるようにしたい」「娘と一緒にキッチンに並んで料理がしたい」という強い思いから、リフォームに踏み切られました。また、古い電子レンジの差し込みコンセントが焼けていたこともきっかけの一つでした。

ご提案
クリナップ STEDIAのステンレスキャビネットで収納問題を根本解決
Y様の「収納力アップ」と「動線改善」という要望に対し、弊社はクリナップのシステムキッチン『STEDIA(ステディア)』をご提案しました。
• 高い収納力と清潔感
STEDIAの特徴である「ステンレスキャビネット」は、湿気やサビに強く、清潔感が長持ちします。キャビネットの底面まで収納スペースとして活用できる設計のため、従来のキッチンと比べて飛躍的に収納力が向上します。
• 動線に配慮したI型+カップボードのレイアウト
既存のI型をそのまま引き継ぎつつ、カップボード(食器棚)の配置を最適化することで、調理に必要な作業スペースを広く確保し、食器棚との動線がスムーズになるレイアウトをご提案しました。
カウンター上の「片付かない」不安を解消する家電収納
Y様が特に懸念されていた「物が多くて片付かない」という点に対し、カウンター上に置かれがちな家電製品の収納スペースを確保しました。
具体的には、家電収納としてクリナップ STEDIAのオプションである「蒸気排出機能付き収納庫」を採用。これは、炊飯器や電気ケトルなどの蒸気が発生する家電を収納したまま使える特別な仕様で、蒸気を効率的に排出します。これにより、家電製品がカウンター上に出てしまうことを防ぎ、整理整頓された空間を維持できるように対応しました。
絞り込み提案で打ち合わせの負担を軽減
長年のお付き合いから、お客様の好みがわかっているため、ショールームやカタログからY様の理想に合う製品をあらかじめ絞り込みました。これにより、確認作業を中心に打ち合わせが進められ、お客様の時間的な負担を軽減できるよう配慮しました。
「仕事のスケジュールと工期」への具体的な対応
Y様が不安に思われていた工期については、まず全体の工期が1週間であることを明確にお伝えしました。さらに、お仕事のスケジュールを細かくヒアリングさせていただき、Y様のご都合に合わせて工事期間を設定。事前に「現状の整理整頓」のスケジュールも予定に組み込むことで、リフォーム前からスムーズに準備を進めていただけるよう配慮しました。
工事の内容
複雑な配管ルート変更を伴う施工の流れ
今回のリフォームは、I型キッチンの給排水管の位置を一部変更するレイアウト変更を伴いました。築35年の戸建てでは、既存の配管ルートが複雑になっていることが多く、慎重な調査と施工計画が求められました。
【施工の流れ】
- キッチン撤去
- 壁・天井下地工事
- 電気配線・給水給湯排水配管(今回の難題だった配管ルート変更を含む)
- キッチン設置(システムキッチンの組み立て・設置)
- クロス工事(壁紙・天井の仕上げ)
施工後の変化
(BEFORE)
物が溢れ定位置が決まっていなかった
リフォーム前のキッチンは、長年使っている間に物が増え、どこに何を置くかという定位置が決まっていませんでした。


(AFTER)
大容量収納とスムーズな家事動線を実現

STEDIA導入後、収納力は格段に向上し、物が出ている状態から全てキャビネット内に収まりました。
• 家事動線を考えた配置
キッチンだけでなく、冷蔵庫やお米など周辺の配置も考慮し、家事動線を最適化しました。
• 調理スペースの拡大
壁面の収納を引き出し式で奥のモノが取りやすいように変更し、カウンターを広く仕上げたことで、キッチン空間が以前より広く感じられるようになりました。
・扉の取手の選択
キッチンで毎日のように直接手で触れる扉の取手ですが、扉面に持ち手を取り付けるタイプの取っ手や、扉の上部に指を掛ける取手を一直線に配置したでっぱりがないライン取手、同じようにでっぱりがない扉の上部に溝状に掘られたへこみ部分に指をかける掘り込み取手などがありますが、でっぱりのないタイプは逆手になるため、指先の力が必要となり、高齢の方やネイルなどをされている方には不向きなのを説明し、持ち手を取り付けるタイプにしました。


お客様の声
収納が解決し「料理が楽しくなった」という喜びの声
「収納が解決し、本当に感動しました。想像以上に片付き、おかげで料理をするのが楽しくなりました。キッチンが綺麗だと気持ちも明るくなりますね。また、工事中も担当の方や職人さんが毎日丁寧で、安心してお任せできたことが一番嬉しかったです」(橿原市白橿町 Y様より)
担当者のひとこと(担当:水落)
担当者として「お客様の笑顔」が何よりのやりがい
Y様ご家族のキッチンに対する切実な思いを形にすることができ、大変嬉しく思います。「料理が楽しくなった」というお客様の笑顔と喜びのお言葉こそが、我々にとって何よりのやりがいであり、次への活力となっています。
複雑な給排水管ルート変更という難題
今回の工事の難題は、築35年の戸建てにおける給排水管のルート変更でした。レイアウト変更に伴う配管工事に高度な技術が求められましたが、事前の徹底した調査と綿密な計画により、工事期間を延ばすことなく確実に新しい配管ルートを確保しました。
動線改善にも繋がる「使う頻度」で物の定位置を決める工夫
単に収納量を増やすだけでなく、Y様が頻繁に使う物とストック品を分けるなど、「使う頻度」を考慮した収納計画をご提案しました。これにより、物の出し入れの効率が上がり、結果的に動線改善にも繋がるという、使われる方に寄り添った工夫を凝らしました。
アフターフォローとご案内
使いはじめてからのメンテナンスと工務店のアフタフォローについて
弊社では、キッチンリフォーム後も安心してお使いいただくために、以下のアフターフォローを行っております。
• 工事完了後3ヶ月・1年後のお声かけ及びその後の無料定期点検
• メーカー保証期間
• 連絡窓口(大匠工務店の電話番号、担当者の携帯電話番号、担当者とのLINE)
STEDIAのステンレスキャビネットは、日々のお手入れが非常に楽ですが、万が一不具合や気になる点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
よくある質問 キッチンリフォーム
Q.キッチンは何年目でリフォームしたほうがいいですか?
A. キッチンのリフォーム時期は「〇年経ったら」と一律では言えませんが、目安としては15〜20年頃を考える方が多いです。
ただし、実際には「年数」よりも「使い勝手」と「設備の状態」で判断するのが大切です。
例えばこんなサインが見えたら、リフォームを検討するタイミングです。
• コンロやレンジフードの故障が増えてきた
• 扉の開け閉めが重くなった、引き出しのレールが壊れた
• 換気してもニオイがこもる
• 調理スペースが狭く感じる、収納が足りない
• 家族構成や料理スタイルが変わってきた
今回のY様邸のように長年使っている間に物が増えてしまったので、収納しやすく、使い勝手を良くしたいというのもタイミングです。
最近は設備の性能が大きく進化していて、節水・節電効果が高い水栓や食洗機、掃除が楽な換気扇など、暮らしを楽にするリフォームとしてご相談に来られる方が増えています。
大匠工務店では、実際の使用状況を見ながら「まだ修理で十分か」「リフォームがベストか」を一緒に考えます。お気軽に現地調査をご依頼ください。