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【橿原市白橿町】築35年、初めての外壁塗装&屋根塗装。費用と耐久性の心配も解消できました!

投稿日:2025.11.27

更新日:2025.11.27

35年前にハウスメーカーさんで新築を建てられて以降、お家のメンテナンスをしていないことに不安を感じておられたW様。
特に外壁、屋根の傷みが気になっておられました。
今回は、そんな不安を解消できた外壁塗装・屋根塗装リフォームの事例です。

項目詳細
工事カテゴリ外壁リフォーム・屋根リフォーム
メーカー名/品名エスケー化研 / エスケープレミアムシリコン
特徴エスケープレミアムシリコン:色あせに強い超耐候性と、カビ・藻を防ぐ低汚染性で、美観が続く塗料
市区町村奈良県橿原市白橿町
費用200万円(税抜)
工事期間約1ヶ月間
お客様W様
工事番号2010654

お悩み「このままで大丈夫?雨漏りしてない?」

その① 西側の外壁が傷んでいる
西日が強い面は劣化しやすく、現場調査にうかがうと、下地が見えかけている状態でした。放置すると雨水が浸み込み、内部が腐る恐れも。

その② 外壁と屋根も35年間メンテナンスをしていない事への不安
遠くから見ると、「なんだか傷んでいるんじゃないか」と心配されていました。はっきりと見えにくいからこそ、余計に不安になりますよね。

その③ 費用がどれくらいか分からない
「どれくらいかかるんだろう」「工事はどれくらいかかるんだろう」と、分からないことがたくさんありました。

ご提案「コストと耐久性のバランスを重視」

①葺き替えではなく、塗装をおすすめ
お話をうかがっていると、「今後このお家に人が住むのか、住まないかは未定」というお話をうかがいました。加えて、お客様のご年齢(60代後半)を考えると、屋根を葺き替えるよりも塗装の方がコストを抑えられると思いました。実際に塗装屋さんに現状を確認してもらうと、塗装工事が可能だということだったので、塗装工事でご提案。コストと耐久性のバランスでお家の延命を図ることに。

②下地補修をしっかりと、丁寧に
目に見える部分だけがキレイでも、お家の外壁としての耐久性は上がりません。“長持ち”を意識した下地処理、工法をご提案。

③費用と工程をわかりやすく説明
まずは、現状をお客様にも正確に把握していただけるようにご説明。そのうえで、今回必要な工事、費用や期間をお伝え。見えない不安を少しでも解消できるよう、お客様の「納得と安心」を心がけました。(お客様がご心配の雨漏りは、まだ症状としては見られませんでした)

④雨樋の掃除と塗装をご提案
現場調査にて、雨樋も確認してみると、苔が生えていたりと詰まりやすい状態でした。もし詰まった時に、改めて雨樋の修理や塗装をするよりも、足場のある時に雨樋の掃除と塗装をした方が、足場費用も抑えられることをお伝え。

工事の流れ「各工程での緻密な作業で耐久性UP!」

①足場設置


②養生
養生は全体の工程の中でも時間がかかるところ。エアコンの外部配管まで浮かせて丁寧に養生。(そうしないと、エアコンの取替えや撤去した時に、元の色が出てしまう)


③洗浄(高圧洗浄機で、壁や屋根のほこり・汚れを落として下地を整える)

④下地調整作業(塗装の耐久性を高め、塗膜が剥がれるのを防ぐために不可欠な作業)
窓周りのコーキング、壁のコーキングには、高耐候性の材料を使用して長持ちするように。

⑤外壁・屋根塗装(下塗り・上塗り)
エスケー化研 / エスケープレミアムシリコンを使用

⑥清掃・最終確認(養生で付いたテープの汚れをシンナーできれいにしたり、最後の仕上げ)

⑦足場解体

【工期】約1か月間
台風の時期だったので、天候を見極めながら進捗を都度ご報告し、安心していただけました。

Before / After 比較

Before(施工前):「築35年の外壁の傷み・屋根が見られる状態」

After(施工後):色あせや汚れ、苔などが洗浄・除去され、新築当時のような外観の美しさに。

実際に使ってみて・・・

「今まで一度もお家に手を入れたこともなく、住み続けるためのメンテナンスができていない、という長年の心配事が解消されました。工事期間も、台風に見舞われながらも順調に、しかもキッチリ丁寧な作業で大変助かりました」(奈良県橿原市白橿町W様より)

担当者より「安心して暮らしてください!」

長年にわたる心配ごとを解消できたこと、ほんとうに良かったです。これからも安心して、お家で暮らしていただければと思います。
元々ご依頼のきっかけは、大匠工務店がW様のお隣のお客様のお家で屋根漆喰工事をしていたことでした。W様がお隣さんに、「どこに頼んでるの?」と尋ねられて、大匠工務店にご相談いただきました。初めてのご依頼で、大匠工務店にお声がけいただけたこと、そしてお役に立てたこと、嬉しく思います。ありがとうございます。

よくある質問(FAQ)|外壁塗装・屋根塗装の疑問にお答えします!

Q.外壁塗装は、20年が寿命ですか?
A.外壁塗装は、外壁材の種類で多少は変わりますが、サイディングであれば15年経過していたら、メンテナンスされることをおすすめします。15~20年くらいで、塗装を検討される方がいいかと思います。劣化を放置してしまうと、雨漏りにつながるなど被害が大きくなり、工事費用も膨らんでしまいます。いずれにせよ、建物全体の耐久性に影響するので、適宜メンテナンスをされることがおススメです。

Q.屋根塗装、のメンテナンス時期を教えてください。
A.よく使われる屋根材は、カラーベストというものが多いです。それも早ければ10年、15年くらいでは塗装をするのがおススメです。基本、外壁よりも屋根の方が傷みやすいです。
黒い屋根を多く見かけますが、黒は熱を含むので余計に傷みがすすむことも。立平葺き (たてひらぶき)という金属屋根も良く見られますが、ガルバリウム鋼板を使っているので持ちが良いです。ただやはり劣化はするので、20年経過したらメンテナンスを検討されるのが良いかと思います。

Q.塗装をした方がいいタイミングとして、目で見て分かる状態など、なにか目安になるものありますか?
A.目で見て分かるポイントは、外壁材や塗装の種類によって劣化の症状の現れ方が異なるので難しいところです。まずは「経過年数」を把握していただくことが第一です。
実際に現場調査に伺って見て、塗装をしなくてもいいパターンもあります。左官壁に塗装をされている場合など、どういう塗料を使っているかにもよります。
今から20~30年前の塗装の場合、「スキン吹き付け」か「リシン吹き付け」が多かったり。40~50年前になると、「掻き落とし塗装」と言われる左官仕上げが多い。その場合劣化がすすむと、雨を吸い込んでしまって状態が悪くなります。「一度状態を見てほしい」「メンテナンスをした方がいいのか」など、気になる場合は、お気軽にご相談ください。見に伺わせていただきます。

Q.御所市や白橿のエリアはどんな外壁、屋根の素材が多い、造りが多いなどはありますか?
A.御所市のエリアは、外壁は左官壁、プリント鋼板、焼き板、屋根は和瓦が多いです。なかでも白橿町、ニュータウンは、外壁は左官壁で、屋根は和瓦か洋瓦が多いです。ニュータウン以外で多いのは、外壁がサイディング、屋根がカラーベストの造りが多いように思います。
それぞれの外壁材や屋根材によって、劣化状態や症状は異なるので、気になることがあればお気軽にが相談ください。

終わりに

外壁リフォーム・屋根リフォームのタイミングは難しいですよね。今までの経験上、実際は雨漏りが起こって、色変わってからしか気づけないことがほとんど。塗装工事というのは、どうしても費用が100万円を超えてくる話なので、誰しも目をつぶりたいところだと思います。大匠工務店では、一度ご縁をいただいたお客さまのお家は、常に外回りの状態は気にかけて、お声がけをさせてもらうようにしています。(雨漏り被害が起こってからとなると、余計に費用がかかってしまうので…!)

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